パブリックアート

虎ノ門ヒルズを歩くと、いろいろなところにアートが展示されていることに気がつくはず。グローバルハブを目指す虎ノ門ヒルズは、カルチャ―の発信地としての役割も担っていきたいと考えています。
ここに集まったのは、いずれもアジアのアーティストの作品です。それぞれが東京、虎ノ門ヒルズのあるべき未来に思いを馳せ完成させました。ここでは、アートは生活の一部です。美術館のような作品を揃えながら、美術館以上にそれを身近に感じることができます。ここからアートと人の新しくて素敵な関係が生まれることを期待しています。

JAUME PLENSA ジャウメ・プレンサ

Roots(2014)
5.5 × 6.5 × 10m
ステンレススチール、塗装
展示場所:オーバル広場
照明技術協力 東芝ライテック株式会社

《ルーツ》は8つの言語の文字が、膝をかかえて座る人間をかたどっています。文字はそれぞれの文化を映し出すものであり、我々の世界の多様性を表現しています。この彫刻は多様な文化を越え人間の平和的な共存を象徴しています。
また、作品の名前のとおり、虎ノ門ヒルズをルーツ(起点)として、この一帯に新しい文化や暮らしが根づき、その中から未来につながる発想や革新が生まれるような街に成長してほしいという願いも込められています。

SATOSHI UCHIUMI 内海 聖史

あたらしい水 Floating colors(2014)
左から490 × 265, 509 × 265, 663 × 265, 640 × 265, 425 × 265(cm)
油彩、カンヴァス
展示場所:森タワー1F 車寄せロビー

ホテル、オフィス、レジデンスすべてのエントランスへの導入となるタワー1階の車寄せロビー若手日本人アーティスト内海聖史の新作を展示。《あたらしい水》と題された長さ約27m、5分割の巨大な油彩画で、変化する緑色をベースに様々な色彩がその上を水のように流れ、日本の四季が感じられる。

ZHAN WANG ジャン・ワン

Universe 29(2014)
6.6 × 2.8m
ステンレススチール
展示場所:森タワー2F オフィスロビー

ジャンワンの《Universe 29》は大きな岩を10mの高さから落とし、床に砕け散った岩を小宇宙に見立てた新作。423個の岩をステンレススチールで模り、表面を鏡面状に磨き上げ、黒の鏡面パネルに設置した2.8m×6.6mの壁面作品で、植木莞爾氏(Casappo & Associates)により、アートと建築をテーマにデザインされたオフィス・エントランスに展示されている。

SUN K.KWAK サン・クワァク

Untying Space - Toranomon Hills Tower(2014)
827 × 350cm、855 × 350cm、827 × 350cm (2F)
827 × 330cm、855 × 330cm、827 × 330cm (3F)
ペイント、フィルム
展示場所:森タワー2F、3F オフィスロビーガラス壁面

通常は黒色のマスキングテープをちぎりながら壁面に流れるような模様を制作するクワァクだが、今回はデザインを制作。
作家は、虎ノ門という地名が、かつて江戸城の南端にあった門の名前であったことと、近くに川が流れていたことから発想し、オフィスワーカーが毎日川を越え、その門をくぐることをイメージしたという。
ダイナミックに流れる模様は空間を静から動に変え、さまざまな人やアイディアの流れをも連想させる作品である。

TORU KAMIYA 神谷 徹

emerald, fire opal, garnet, pearl, peridot, sapphire(2014)
各126 × 200cm
アクリル、カンヴァス
展示場所:森タワー2F、3F オフィスエレベーターホール

6ヵ所のオフィスエレベーターホール正面に展示した平面作品は、京都在住の日本人アーティスト、神谷徹の新作。《emerald, sapphire, fire opal, peridot, pearl, garnet》と題された6枚のアクリル画は、それぞれ宝石の色に彩色されている。これらは、虎ノ門ヒルズの随所に使用されている色から着想を得たもので、これからこの場所が紡ぐさまざまな「いろ」や「光」を象徴している。

SHINGO FRANCIS フランシス真悟

VEIL(2015)
油彩、カンヴァス
194 × 130cm
展示場所:森タワー1F車寄せ

この作品の前に立つと、絶対的な青の色面に身体がゆだねられ、次第に画面下に描かれたラインに視線が移動する感覚が湧き上がってきます。 平面と空間、風景と抽象、それらの間を行き来しながら、自分の中に存在する不明瞭で知ることができない深層心理、心の深淵との対話に繋がることができるかのようです。